今年のGWはお天気に恵まれたので
連泊キャンプを満喫された方々も多かったのではないでしょうか？
今から皆様のGWキャンプレポを拝見するのが楽しみで仕方がありません。

さて、GWノーキャンプだった我が家は
キャンプレポも書けないので
キャンプで使う刃物のお話でもしましょうか。

キャンプ人気の高まりと共に
キャンプで使用するナイフの人気も高まってますねぇー！

キャンプで使用するナイフと言えば
今はオピネルが一番人気。

話は少し逸れて、私が小学生の頃は
鉛筆をナイフで削れるようになれば
一人前と言う風潮で鉛筆を削るナイフは
カッターナイフでは無く肥後守が大人気でした。

肥後守、、、皆さん、ご存じですか？
日本で戦前から使われている
簡易折りたたみ式刃物です。

肥後守は子供のお小遣いで
買える程度の価格だったので
当時、殆どの男の子が肥後守を持ってました。

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さて、話は戻ってオピネル。

肥後守が日本で大衆ナイフとして親しまれたように
オピネルもフランスで大衆ナイフとして親しまれてるので
オピネルはフランス版肥後守と言われているようです。

おフランス製の大衆ナイフで
スタイルも可愛く価格も手頃と言うのが
キャンパーの間で流行りだしている理由の一つなんでしょうね。

尚、オピネルには刃（ブレード）の素材が
カーボンとステンレスの2タイプあるので
購入時は注意が必要です。

簡単に違いを言えば
ちゃんとナイフを研いでると言う条件下では
カーボンの方が切れ味がシャープです。

逆にカーボンの弱点は錆びやすいと言う点。

ただカーボンオピネルの定番加工で
お酢に浸けて黒錆でブレードを被ってしまい
赤錆の発生を抑えると言う裏技があるようです。

なのでキャンパーの定番は
ステンレスより安価と言う事も手伝って
カーボンの方が人気なようです。

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そして話は私がキャンプで使ってるナイフ。
それはオピネルでは無く
ガーバー社のフォールディングスポーツマン。



今では製造されておらず
オールドガーバーと言われ
状態の良い中古だと
かなりの良い値が付いている名ナイフです。



このナイフを買ったのは私が高校生の頃。
当時、シルベスター・スタローン主演の
アクション映画「ランボー」が封切られ大ヒット。
同時にサバイバルブームが到来し
様々なサバイバルツールが販売されました。

ナイフもその一つで
当時はランボーがもっていた
サバイバルナイフが大流行だったのですが
流石に刃渡り30cm近くもあるサバイバルナイフを
高校生が持ってるのはヤバイだろ！
と、繊細な作りで美しいフォルムの
ガーバー社のフォールディングスポーツマンを
バイト代を叩いて購入しました。

ガーバー社のフォールディングスポーツマンは
今でも製造されているロングベストセラーナイフの
バック社のフォールディングハンターの影響を
濃く受けており、ワイルドなバックのナイフに比べて
刃の出し入れに二段階のロック機構を設けたりと
繊細な作りが特徴のナイフで
バック社のフォールディングハンターと
ガーバー社のフォールディングスポーツマンは
当時のフォールディングナイフの
ツートップを成してました。

と、まぁそんなフォールディングナイフを
今はキャンプで使ってるのですが
キャンプを始めた当初は軽量かつコンパクト
切れ味もコスパも抜群のビクトリノックス社の
パーリングナイフを使ってました。

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パーリングナイフには何の不満もなかったのですが
せっかくオールドガーバー持ってるし
ナイフは使ってなんぼの物なので
キャンプで一度フォールディングスポーツマンを
使って見た所、これがもう
目からうろこが落ちるほど便利。

何が便利って使う時にナイフをポケットから出して
使い終われば刃をサッと拭いて
ナイフを閉じてまたポケットに直す。
この当たり前の動作がとても楽ちんなんです。

パーリングナイフだと
使い始める時にカラトリーケースから出し
更にナイフケースから取り出して
使い終われば刃を拭いてまたケースに入れる。
料理の終盤にさしかかるとテーブルの上も
散乱してるのでナイフが見当たらない事も多々。

そう言う訳で今ではフォールディングスポーツマンが
我が家のキャンプ用メインのナイフとなってます。

なのでキャンプをしてて
「ナイフ欲しいなぁー」
「オピネル逝っちゃおうか！」
と言う方は是非是非フォールディングナイフを
一度使って見る事をお勧めします。

私的にはオピネルも良いんですが
バック社のフォールディングハンター110がお勧め。
オピネル等の安価なナイフに比べて
高いと言われる方もいらっしゃいますが
実売価格6～7000円で専用ケースも付属しており
驚くほどタフな作りで所有満足度はめちゃくちゃ高いので
コストパフォーマンは抜群です。
切れ味は、、、失礼ながらオピネルを遥かに凌駕します。
そして一生使えると言うのもお勧めする理由の一つ。

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