ダッチオーブンは鉄、ステンレスどっちが良い!?
グルキャンをすると
ご一緒した方のギアが欲しくなる。
これグルキャンあるあるですよね。
前回のダッチオーブンの続編にもなるお話ですが
私の場合、欲しくなってるのは、、、
SOTOステンレスダッチオーブン。
ステンレス製なのでシーズニングや使用後の油塗布が不要。
そして他のダッチオーブンと比べて
圧倒的にアドバンテージがあるのは作り置きが出来る事。
黒皮鉄板で作られたユニフレームや
鋳鉄で作られたロッジのダッチオーブンなどは
作り置きすると酸化してしまうと言う弱点があります。
ただ、そんな死角が無いように思える
SOTOのステンレスダッチオーブンにも弱点があります。
それは、、、熱伝導が悪い。
故に、ユニやロッジ等のダッチオーブンの利点である
短時間で長時間煮込んだような料理を作る事が出来ません。
が!しかし!この一見デメリットに見える熱伝導の悪さが
私がSOTOステンレスダッチオーブンに惹かれた理由なんです。
我が家のキャンプシーズンは秋冬。
当然、石油ストーブ持参です。
そしてせっかくのストーブと言う熱源があるのだから
それを利用してシチューや鍋等の料理を作ります。
ただ我が家が愛用するユニフレームのダッチは
熱伝導が良すぎるので
ずっとストーブにかけていると
グツグツに煮えたぎってしまうので
例えば鍋料理の場合は煮えた時点で
シングルバーナーに移して
弱火でコトコト煮ながら鍋を食べる事になります。
さて、私がご一緒する事が多い
kazuuraさんF、
ひでっちさんF。
双方、SOTOのステンレスダッチ所有者。
去年のカウントダウンキャンプで
ご一緒したkazuuraさんに振る舞って頂いた鴨鍋。
SOTOのステンレスダッチに
出汁と具材を入れてストーブにかけます。
グツグツと煮えて来たので蓋をとり
ストーブにかけたまま頂きます。
鴨鍋に舌鼓を打ちつつ
「ストーブにかけたままだと煮えすぎるんじゃね??」
と心配してたのですが一向に煮えたぎりません。
むしろ鍋を突くのにちょうど良い火加減。
これには「熱伝導悪っ!!」と思うよりも
「ストーブにかけたままでエエなんて便利や~ん♪」と感心。
そして、年が明けて牡蠣キャンでご一緒した
ひでっちさんFの奥様ひーこさんに
作って頂いたオニオンスープ。
もうね、ストーブに一日中かけたまま(笑)
これがやはり煮えたぎる事なくコトコト良い火加減。
そして翌朝、振る舞われたオニオンスープがこれだ!!
じっくり煮込まれた玉ねぎがとても甘くて
滋味あふれる美味しさ♪
これもまたSOTOステンレスダッチの
熱伝導の悪さが故に出来る技。
また、その熱伝導の悪さを最大限に活用した
保温&保冷調理器「エミール」と言う
商品までリリースされてます。
エミールについてはダッチの達人
べえさんが
ローストビーフや煮豚、冷製プリンを作られているので
参考にされては如何でしょうか?
最後になりましたが
嫁さんにSOTOのステンレスダッチオーブンが欲しいと
度々稟議を上げるのですが、、、
「家に2個もダッチオーブンは要らん!!」
と一蹴され続けてます(涙)
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