キャンプでの風対策

レフア

2016年04月23日 09:31

前回の南光自然観察村での暴雨風で
地獄の体験をした私。
キャンプに行く前には雨だけでなく
風のチェックも怠らずにしなければならない事を学んだ。

しかしながら大自然と向き合うキャンプにおいて
突然の天候の変化はつきもの。
今回は私が学んだ強風&暴風対策を記します。

1.風の強い日にはキャンプに行かない!!

君子危うきに近寄らず。これに尽きます。

2.ペグは鍛造ペグに限る!

もしこのレポをキャンプデビュー前の方が見ていれば
販売されているほとんどのテントにはペグが付属しているので
1本500円近くするペグをわざわざ買う気にはならないだろう。

だが、付属のペグは様々なバリエーションに富む
キャンプ場の地面には対応できない場合が多い。

また強風、暴風時においては全く歯が立たず
テント倒壊の可能性が高くなる。

なのでテントを買った後は速やかに鍛造ペグを購入しよう!

代表的なものとしてスノーピークのソリッドステーク

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そして鍛冶屋が作る鍛造ペグ エリッゼステーク

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双方の細かな違いはあるものの
どちらを選んでも間違いはない。
重要なのはどの長さを購入するか。
ソリステなら30、エリステなら28を基本に
お財布と相談しながら40、38、20、18を
組み合わせて揃えると良いでしょう。
またオープンタープにはソリステ40
エリステ38がベストでしょう。

3.テントの入り口が風下側になるように設営する。

テントの入口を風上にもって来ると
入り口の開け閉めの際に砂埃などがテント内に侵入して来ます。
また、強風&暴風時には最悪の場合、風圧により
テントの開け閉めすら出来なくなりますし
開け閉めの際にテントの倒壊を招く恐れがあります。

4.ペグは全て打とう!!

設営の煩わしさからフルペグダウンを避けるキャンパーが多いですが
アウトドアは急激な天候の変化が起こります。
なのでフルペグダウンは転ばぬ先の杖です。

5.ペグダウンは地面に近い側から行なう事。

テントの地面から近い部位から次第に遠い部位へとペグダウンする事により
より強度の増した設営となります。

6.ペグは地面に45度の角度で打ち込もう。

そうする事により強度が増します。

7.張り綱はテント上部から見た時にフレーム延長線上にある位置に固定しよう。

そうする事により強度が増し
強風&暴風時のフレームの破損防止に繋がります。

8.地面が柔らかかったり強風&暴風時はダブルペグが効果的。

強風時や地面が柔らかくペグの刺さりが悪いときは
ペグを2本使ってテント固定の強度をアップさせる「ダブルペグ」が有効です。
2本のペグを一つの張り綱に打ち込むことで
ペグ1本にかかる力が分散され強度がアップします。
この他、2本のペグをクロスして打ち込むと、より一層強度が増します。

9.サイト周辺に風で飛ばされそうなものは事前に排除しておく。

一番多いのがゴミ捨て場。オープンなゴミ捨て場だと
ゴミ袋、空き缶、ビンなどが強風で飛んでくる事は必須。
事前に管理人さんに対応をお願いしておきましょう。

以上が今回の私が暴風雨で恐怖の体験をし得た教訓です。


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